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時間は人を完成させる。数多くの可能性の中で何かになるまではいつも時間が必要だ。
ジェウォンが今回引き受けたキャラクターは"チンピラ"でもなくて完全に"暴れん坊"だ。
アイディプスコンプレックスがある財閥2世であるナ・ミングクは父に対する反抗心ですべて固まった世間知らず。
結局、身体ひとつで中国の地に捨てられる。
そこで中国の娘、楊雪(ヤン・シュエ)に出会い、恋愛もして人々を経ながら、人生を学んでいく。
言わば"中国版新しい人作り"だ。
20部作であるドラマは事前製作で終わってジェウォンはすでにすべての過程を終えた。
6ヶ月間の80%にもなる中国ロケを消化しながら、彼の内面にはどのような変化ができたのだろうか。
旅行をすれば何かを得るようになる。それが"人"ならばその旅程はより一層貴重だ。
別の見方をすれば苦痛な6ヶ月間の北京生活。
ジェウォンにとってそれはまるで高校時代の修練会のようだった。
中国語が分からなくて外に歩き回ることもできず、ホテルに閉じ込められたまま"収監生活を耐える"という克己訓練をする気分だった。
初めは早く家に帰りたかったが、4ヶ月目に入り、ジェウォンも他のスタッフも皆あきらめた。
まったくそっちが地上の楽園のように感じられるという人までできた。
ママの小言もなく、休む暇なく鳴る携帯電話呼び出し音も静まったから。
おかげでジェウォンは合宿所の人々ととても親しくなった。
親兄弟のように、竹馬の友のようにそんなふうに過ごした時間が後ろを振り返ると幸せすら感じる。
ドラマ撮影をしながら大きな思い出をボーナスで貰ってきたわけだ。
彼は次回には北京に本当に旅行に出発してみる考えだ。
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